7月7日(七夕)から学ぶ
2021.07.02
天の川の西岸に住む機織りの名手・織姫と、東岸に住む働き者の
牛使い・彦星が、織姫の父親である天帝のすすめで結婚しました。
しかし、二人は仲睦まじくするばかりで全く仕事をしなくなってしまいました。
これに怒った天帝が、天の川を隔ててふたりを離れ離れにしました。
ところが、今度は悲しみに明け暮れるばかりで働かなくなってしまいました。
そこで、仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って再会することが許され、
七夕になると天帝の命を受けたカササギの翼にのって
天の川を渡り、年に一度、再会するようになりました。
一年に一度の逢瀬から、七夕のメインテーマは恋愛だと思われがちですが、
ふたりが引き裂かれ再会に至る経緯から、
技芸に励み働くことの大切さを説いた話であることがわかります。
これを見ても分かるように日々精進したモノだけが許される。
日々の精進が少しでも楽しくなるお手伝いをするのが
私の役目です。
今日もゆるりと参りましょう。